ビールの製造方法

ビールの種類をご紹介したいと思います。

ビールには使用する酵母によって「上面発酵ビール」と「下面発酵ビール」の2つに大別することができます。
「上面発酵ビール」とは発酵する際に泡とともに液面に浮上するということで上面発酵といわれており、
15~25℃と比較的高い温度で発酵されます。

「下面発酵ビール」とは酵母が発酵槽の底に沈むということでいわれており、
発酵温度は8~12℃と低めです。日本をはじめ世界各国のビールの主流は「下面発酵ビール」です。

酵母以外にもさらに、ビールの色によって種類が分けることができます。
淡色ビール、中濃色ビール、濃色ビールの3つに分けられます。

その前に、当サイトでもご紹介しているオリオンビールの種類は、開発当初はドイツ系の重いビールテイストでしたが、
その後、ビールをアメリカ系のライトな味に切り替えたことで人気を高めたといわれています。

そのオリオンビールが属しているビールの種類は、
日本人がこよなく愛している、また世界でも主流として人気が高い「ピルゼンタイプ」です。


ビールの種類

ピルゼンタイプ

世界中にもっとも普及しているビールの種類です。淡い黄金色のビールで、
下面発酵ビールです。日本で最も多く飲まれている淡色ビールはピルゼンタイプで、
日本で一番の売上を占める「アサヒスーパードライ」はこのピルゼンタイプのビールとなります。

黒ビール

色の濃いミュンヘン麦芽、クリスタル麦芽、黒麦芽を使用しているのでまろやかで苦味が少なくやや甘味がします。
「ミュンヘンビール」が有名ですね。

エール

イギリス、アイルランドのビールで、やや濃色で苦味が強いのが特徴的なビールです。
ペールエールやビターエールはエールに属します。

スタウト

イギリスやアイルランドのビールで、
黒ビールよりさらに色が濃いのが特徴的で、味は苦味が強くて特有の芳香と酸味があります。

その他

「ポーター」、「ウィーン」、「ベルリナーワイスビール」、「ボック」、
「ドッペルボック」、「アルト」、「ランビック」などがあります。