日本の主要ビール

日本の主要ビールメーカーの概要と最新シェア状況をご紹介したいと思います。

日本には5大ビールメーカーという言葉があるとおり、
上位5社で日本のビール需要のほとんどをまかなっているのが現状です。

5大ビールメーカーとは「キリンホールディングス」「アサヒビール」
「サントリー」「サッポロホールディングス」「オリオンビール」となっており、
ビールメーカーの売上高別にみると下記のランキングとなります。

 

ビールメーカーの売上高順位

1位 キリンビール 1兆6322億円
2位 サントリー  1兆3737億円
3位 アサヒビール 1兆4300億円 
4位 サッポロビール 4536億円
5位 オリオンビール  212億円


各ビールメーカーの主要銘柄

キリンビール

キリンラガービール
キリンクラシックラガー
キリン一番搾り生ビール
キリン・ザ・ゴールド
キリンブラウマイスター
キリンニッポンプレミアム

サントリー

モルツ
ザ・プレミアム・モルツ

アサヒビール

アサヒスーパードライ
アサヒプライムタイム
アサヒプレミアム生ビール熟撰
アサヒ黒生

サッポロビール

サッポロ生ビール黒ラベル
ヱビスビール
ヱビス・ザ・ブラック
ヱビス・ザ・ホップ
サッポロラガービール
エーデルピルス

最新シェア状況 2009年1~3月の出荷量

毎年毎年、ビール業界のシェア争いが激しさを増してきています。
普通のビールの他にも発泡酒や第三のビールの登場など低価格志向の他にも、
最近では高品質ビールの登場により様々な差別化を図ってシェア拡大を図ろうと各メーカーで躍起になっています。

そこで現在の最新シェア状況をみてみましょう。

ビール類の出荷量でみると、キリンビールが2年ぶりにアサヒビールを抜いて首位に返り咲いたことになります。

ちなみに、ビール類とはビール、発泡酒、第3のビールが入ります。

やはりキリンビールが首位にり咲いた理由は「第3のビール」の売上が好調だったことがいえるでしょう。

実はそれまでビールシェアは8年連続アサヒビールが占めていたことになっていたのです。
アサヒビールの躍進振りは色々な本やメディアでも紹介されていましたが、
8年連続とはこの激しいビール業界を考えるとすごいことですね。

その本丸を打ち破ったのが老舗トップメーカーのキリンです。
キリンの躍進を支えたのが第3のビール「のどごし生」で、
定番の「一番搾り」や「淡麗」シリーズが好調だったことが要因として挙げられます。